管理会社へ修理や確認をお願いしたあと、
「まだ返事はないけれど、急かしたくはない」
「対応してくれているなら待てるけど、今どうなっているのかだけ知りたい」
「催促メールを送ると感じが悪いかな?」
と迷うことがあります。
そんなときは、
「早くしてください」と伝えるのではなく、「現在の状況だけ確認したい」と聞く
のがポイントです。
たとえば、
「まだ確認中でしたら問題ありませんので、現在の状況だけお知らせいただけますと助かります」
という伝え方なら、急かしすぎずに返信をお願いできます。
この記事では、管理会社を急かしたくないけれど状況を知りたいときのメールの書き方を、そのまま使える例文とあわせて紹介します。
急かしたくないときは「催促」ではなく「確認」にする
返事がないと、
「催促しなければ」
と考えてしまいます。
しかし、文章では必ずしも「催促」という形にする必要はありません。
「その後どうですか?」と状況を聞く
基本は、
「その後の確認状況を伺いたく、ご連絡いたしました」
と伝えます。
これだけでも、管理会社側には
「返事を待っている」
ことが伝わります。
「まだ確認中でも大丈夫」と添える
さらにやわらかくするなら、
「まだ確認中でしたら問題ありません」
と一言入れます。
そのうえで、
「現時点での状況だけでもお知らせいただけますと助かります」
と続けましょう。
急かさないメールで伝えることは3つ
長い文章にしなくても、次の3つが入っていれば十分です。
- 何について連絡しているか
- 現在の状況を知りたいこと
- まだ確認中でも構わないこと
必要なら、現在も困っていることを一文加えます。
前回の連絡日を書く
たとえば、
「〇月〇日にご相談しました〇〇について」
と書くと、管理会社側も以前のやり取りを確認しやすくなります。
結論を急いでいないことを伝える
「まだ結論が出ていなければ問題ありません」
と書くことで、
「今すぐ回答を出してほしいわけではない」
ことを示せます。
基本のやわらかい催促メール例文
一番使いやすい例文
件名:〇〇の確認状況について
お世話になっております。
〇〇マンション〇〇号室の〇〇です。
〇月〇日にご相談しました〇〇について、その後の確認状況を伺いたくご連絡いたしました。
まだ確認中でしたら問題ありません。
現時点での状況だけでもお知らせいただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
さらにやわらかくする場合
お世話になっております。
先日ご相談しました〇〇について、こちらで引き続きお待ちすればよい状況か確認したくご連絡いたしました。
まだ確認中でしたら、その旨だけでもお知らせいただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
「返信だけもらえれば大丈夫」と伝える場合
すぐに対応してもらえなくても、
「メールが届いているかだけ知りたい」
ということもあります。
受信確認に近い聞き方
お世話になっております。
〇月〇日に〇〇についてご連絡しております。
お忙しいところ恐れ入りますが、内容をご確認いただけているかだけでもお知らせいただけますでしょうか。
対応については、確認後で問題ありません。
よろしくお願いいたします。
「待っていていいか」を聞く例文
お世話になっております。
先日ご連絡しました〇〇について、こちらで引き続きご連絡を待っていればよいでしょうか。
まだ確認中でしたら問題ありませんので、現在の状況だけお知らせいただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
修理を急かしたくない場合
修理をお願いしたあと、業者の手配などに時間がかかることがあります。
それでも、
「ちゃんと進んでいるのか」
は気になります。
修理状況だけ確認する例文
お世話になっております。
〇〇号室の〇〇です。
〇〇の修理について、その後の手配状況を確認したくご連絡しました。
急ぎの催促ではありませんので、まだ業者様へ確認中でしたら問題ありません。
現時点での状況だけでもお知らせいただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
現在も設備が使えない場合
お世話になっております。
先日お願いしました〇〇の修理について、現在も使用できない状態ではありますが、まだ確認中でしたら問題ありません。
おおよその進捗だけでも教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
関連記事:修理をお願いしたのに管理会社から返事がないときの再連絡例文
修理業者からの連絡を待っている場合
管理会社から、
「修理業者から連絡します」
と言われたものの、まだ来ていない場合です。
急かさず手配状況を聞く例文
お世話になっております。
〇〇の修理について、業者様からご連絡いただく予定と伺っておりますが、現在のところまだ連絡がありません。
急ぎの催促ではありませんので、こちらで引き続き待っていればよいかだけご確認いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
目安だけ知りたい場合
お世話になっております。
〇〇の修理について、業者様からの連絡時期がおおよそわかりましたら教えていただけますでしょうか。
まだ未定でしたら、その旨だけでも問題ありません。
よろしくお願いいたします。
関連記事:修理業者から連絡がないとき管理会社へ何て言う?確認メール例文
「確認します」と言われて待っている場合
一度返信が来て、
「確認します」
と言われている場合は特に、催促しづらく感じます。
この場合は、
結果ではなく進捗を聞く
形にしましょう。
確認中の状況を聞く例文
お世話になっております。
先日ご相談しました〇〇について、ご確認いただけるとのことでしたので、その後の状況を伺いたくご連絡しました。
まだ確認中でしたら問題ありません。
現時点でわかっている範囲でお知らせいただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
大家さんへの確認中の場合
お世話になっております。
〇〇について、大家様へご確認いただいているとのことでありがとうございます。
まだ確認中でしたら問題ありませんので、現在どのような状況かだけ教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
関連記事:「確認します」と言われたまま返事がないときの再確認メール
騒音相談を急かしたくない場合
騒音について相談したものの、
「管理会社が対応してくれているなら少し様子を見たい」
というケースもあります。
状況だけ聞く例文
お世話になっております。
先日ご相談しました騒音について、その後の状況を確認したくご連絡しました。
現在も夜間に同様の音が聞こえる日がありますが、まだご確認中でしたら問題ありません。
こちらで引き続き様子を見ればよい状況でしたら、その旨だけでもお知らせいただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
匿名希望を再確認する場合
お世話になっております。
先日ご相談しました騒音について、現在の確認状況を伺いたくご連絡しました。
まだ対応前でしたら問題ありません。
なお、ご対応いただく場合は、こちらからの相談だと特定されない形を希望しております。
よろしくお願いいたします。
関連記事:騒音を相談したのに管理会社から返事がないときの催促例文
日程調整を急かしたくない場合
修理や点検などの日程候補を送ったあと、返事がないこともあります。
この場合は、
「こちらも予定を決めたい」
という理由を添えると自然です。
日程だけ確認する例文
お世話になっております。
先日お送りしました〇〇の日程について、現在の調整状況を確認したくご連絡しました。
まだ調整中でしたら問題ありません。
こちらでも予定を確認したいため、現時点での状況だけお知らせいただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
候補日を変更した方がよいか聞く場合
お世話になっております。
先日お送りした候補日について、もし調整が難しいようでしたら別の日程もお送りします。
まだご確認中でしたら、その旨だけでもお知らせいただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
「いつ頃かわかれば十分」と伝える場合
具体的な日付までは必要なく、
「今週なのか来週なのかだけ知りたい」
という場合もあります。
時期の目安を聞く例文
お世話になっております。
〇〇について、おおよその対応時期だけ確認できればと思いご連絡しました。
まだ具体的な日程が決まっていなくても問題ありません。
現時点での目安がありましたら教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
在宅予定を調整したい場合
お世話になっております。
〇〇について、こちらでも在宅予定を調整したいため、おおよその対応時期を教えていただけますと助かります。
まだ未定でしたら、その旨だけでも問題ありません。
よろしくお願いいたします。
関連記事:管理会社にいつ対応できるか確認したいときの聞き方|急かさないメール例文
やわらかく催促するときに使いやすいフレーズ
メールを書くたびに全文を考える必要はありません。
次のような一文を組み合わせるだけでも十分です。
状況を確認するとき
「その後の確認状況を伺いたく、ご連絡いたしました」
「現時点での状況だけでもお知らせいただけますと助かります」
「こちらで引き続き待っていればよいでしょうか」
などが使えます。
急かしていないことを伝えるとき
「まだ確認中でしたら問題ありません」
「まだ具体的な日程が決まっていなくても問題ありません」
「急ぎの催促ではありませんので、現状だけ確認できればと思っております」
などが使いやすいです。
それでも返事がない場合は少しずつ伝え方を変える
やわらかい確認メールを送っても返事がないことがあります。
その場合、同じ文章を何度も送り続けるのではなく、少しずつ内容を具体的にします。
2回目では前回の日付を入れる
お世話になっております。
〇月〇日に〇〇について確認のメールをお送りしましたが、その後の状況を伺いたく再度ご連絡しました。
まだ確認中でしたら問題ありませんので、現在の状況だけでもお知らせいただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
3回目では連絡履歴を明確にする
お世話になっております。
〇〇について、〇月〇日と〇月〇日に確認のご連絡をしております。
現在のところ状況を確認できていないため、再度ご連絡いたしました。
恐れ入りますが、現在の確認状況についてお知らせいただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
関連記事:
管理会社へ2回目のメールを送るときの例文|急かさず確認する言い方
管理会社へ3回目の連絡をするときの伝え方|少し強めの例文
急かさないつもりでも避けたい表現
文章の前半を丁寧にしても、最後の一言で強い印象になることがあります。
「まだですか?」
短いですが、相手によっては強く感じられます。
代わりに、
「現在の確認状況はいかがでしょうか」
と聞きましょう。
「至急お願いします」を何となく付ける
本当に急ぎでなければ、「至急」は使わなくて大丈夫です。
目安だけ知りたいなら、
「現時点でわかる範囲で」
の方が目的に合っています。
本当に急ぎなら「急かさない」にこだわらなくていい
設備の状態などによっては、やわらかさよりも緊急性を伝えることが大切な場合もあります。
たとえば、
- 水漏れが続いている
- 安全面で心配な状態がある
- トイレなど生活上重要な設備が使えない
- 日程上、回答期限が迫っている
といった場合です。
急ぎの理由を具体的に書く
その場合は、
「現在も水漏れが続いているため」
「〇月〇日までに予定を決める必要があるため」
など、理由を書きましょう。
単に、
「至急お願いします」
とするより伝わりやすくなります。
急かしたくないときは「返事」ではなく「現在地」を聞く
管理会社を急かしたくないけれど状況を知りたいときは、
「いつ返事をもらえますか?」
と聞く必要はありません。
まずは、
「その後の確認状況を伺いたく、ご連絡しました」
と伝えます。
さらに、
「まだ確認中でしたら問題ありません」
「現時点の状況だけでも教えてください」
と添えると、かなりやわらかくなります。
やり取りは、
最初の連絡
→ 少し待つ
→ 現在の状況だけ確認
→ まだ確認中なら待つ
→ 返事がなければ日付を入れて再連絡
→ 必要になれば対応時期を具体的に確認
という流れで考えましょう。
催促メールは、必ずしも「早くしてほしい」と伝えるものではありません。
今どこまで進んでいるのかを確認するためのメール
として送れば、文章も作りやすくなります。

