賃貸を退去するとき、
- 管理会社にお礼メールは送った方がいい?
- 最後に何て言えばいい?
- 長く住んだけど、どこまで丁寧に書けばいい?
- まだ退去精算が残っている場合はどうする?
と迷うことがあります。
結論からいうと、退去時のお礼メールは必須ではありません。
ただ、修理や各種手続きで何度も対応してもらった場合や、長く住んだ物件では、
「これまでお世話になりました。ありがとうございました。」
と一言伝えて終えると自然です。
また、退去後も精算や書類の確認などが残っている場合は、「最後のメール」と決めつけず、
「引き続きよろしくお願いいたします」
と締めても構いません。
この記事では、退去時に管理会社へお礼を伝えるメール例文を、鍵返却後・退去立ち会い後・長期入居・短期入居・退去精算前後など、状況別に紹介します。
退去時に管理会社へお礼メールは必要?
管理会社へのお礼メールは、退去手続きとして必須のものではありません。
退去に必要な連絡や手続きが終わっていれば、お礼メールを送らなかったからといって、それだけで失礼になるとは限りません。
一方で、
- 入居中に何度も対応してもらった
- 設備修理などでお世話になった
- 長期間住んでいた
- 退去手続きを丁寧に進めてもらった
- 自分から感謝を伝えて終えたい
という場合は、短いメールを送っても自然です。
大切なのは、長い文章を書くことではなく、必要な連絡と一緒に簡潔にお礼を伝えることです。
退去時のお礼メールに入れたい内容
退去手続きへのお礼
まず、退去に関する案内や手続きへのお礼を伝えます。
たとえば、
「退去手続きについてご対応いただき、ありがとうございました。」
で十分です。
入居中のお礼
次に、
「入居中も大変お世話になりました。」
と一言添えます。
修理など特に印象に残っている対応があれば、そのことに簡単に触れても構いません。
手続きが残っているかに合わせた締め方
すべて終わっている場合は、
「これまでありがとうございました。」
で締められます。
まだ精算や確認事項が残っている場合は、
「引き続きよろしくお願いいたします。」
の方が自然です。
管理会社へ送る基本のお礼メール例文
退去手続きがほぼ完了している場合
件名:退去手続きのお礼
お世話になっております。
〇〇マンション〇号室の〇〇です。
このたびは退去手続きについてご対応いただき、ありがとうございました。
入居中も大変お世話になりました。
これまでご対応いただき、ありがとうございました。
短くお礼を伝える場合
お世話になっております。
退去手続きについてご対応いただき、ありがとうございました。
入居中も大変お世話になりました。
これまでありがとうございました。
長く丁寧に書くより、この程度の方が管理会社への連絡として使いやすいでしょう。
鍵を返却するときのお礼メール例文
鍵返却と一緒に伝える場合
お世話になっております。
本日、指定いただいた方法で鍵を返却しました。
退去手続きについてご対応いただき、ありがとうございました。
入居中も大変お世話になりました。
よろしくお願いいたします。
鍵を郵送した場合
お世話になっております。
本日、退去に伴う鍵を郵送しました。
到着しましたらご確認をお願いいたします。
これまでいろいろとご対応いただき、ありがとうございました。
入居中も大変お世話になりました。
鍵返却時の連絡については、鍵を返却するとき管理会社へ何て連絡する?退去時のメール例文も参考にしてください。
入居期間別のお礼メール例文
長く住んだ物件を退去する場合
お世話になっております。
〇〇号室の〇〇です。
このたび、退去手続きが一区切りしましたのでご連絡しました。
長い間、設備修理や各種手続きなどでご対応いただき、ありがとうございました。
入居中は大変お世話になりました。
これまでありがとうございました。
長く住んでいても、感謝状のような長文にする必要はありません。
短期間の入居だった場合
お世話になっております。
短い期間ではありましたが、入居中はお世話になりました。
退去手続きについてもご対応いただき、ありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
入居期間が短くても、お礼を伝えたい場合は短く送れば十分です。
入居中の対応にもお礼を伝えたい場合
設備修理でお世話になった場合
お世話になっております。
退去手続きについてご対応いただき、ありがとうございました。
入居中は設備の修理などでも何度かご対応いただき、大変助かりました。
これまでお世話になり、ありがとうございました。
問い合わせや相談でお世話になった場合
お世話になっております。
退去手続きについてご対応いただき、ありがとうございました。
入居中もさまざまな問い合わせや相談にご対応いただき、大変お世話になりました。
これまでありがとうございました。
過去のトラブル内容を細かく振り返る必要はありません。
「設備修理」「問い合わせ」「相談」など、一言触れる程度で十分です。
退去立ち会い後に送るお礼メール例文
立ち会い当日に送る場合
お世話になっております。
本日は退去立ち会いにご対応いただき、ありがとうございました。
無事に手続きを終えることができました。
入居中も大変お世話になりました。
これまでありがとうございました。
翌日に送る場合
お世話になっております。
昨日は退去立ち会いにご対応いただき、ありがとうございました。
入居中もさまざまな場面でご対応いただき、大変お世話になりました。
これまでありがとうございました。
退去立ち会いの日程調整については、退去立ち会いの日程を調整するときのメール例文|候補日の伝え方も参考になります。
退去後の手続きがまだ残っている場合の伝え方
退去精算がまだの場合
退去後も精算などが残っているなら、「これで最後です」という雰囲気にしなくても構いません。
お世話になっております。
退去手続きについてご対応いただき、ありがとうございました。
入居中も大変お世話になりました。
今後、精算等で必要な手続きがありましたらご連絡いただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。
鍵の到着や書類確認が残っている場合
お世話になっております。
本日、鍵を郵送しました。
到着しましたらご確認をお願いいたします。
退去手続きについてもこれまでご対応いただき、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
まだ確認事項があるなら、お礼だけのメールを別に送るより、必要な連絡と一緒に伝える方が自然です。
退去手続きがすべて終わったあとのお礼メール例文
精算まで完了した場合
お世話になっております。
退去後の精算についてもご対応いただき、ありがとうございました。
こちらで必要な手続きは完了したものと認識しております。
入居中は大変お世話になりました。
これまでありがとうございました。
手続き完了を確認したい場合
お世話になっております。
退去後の精算について確認しました。
ご対応ありがとうございます。
こちらで必要な手続きがほかになければ、退去に関する手続きは完了という認識です。
入居中は大変お世話になりました。
よろしくお願いいたします。
完了しているか確信がない場合は、「これですべて完了しました」と断定せず、確認する形にしておくと安心です。
大家さんへ直接お礼を伝える場合
大家さんと入居中に直接やり取りしていた場合は、管理会社とは別にお礼を伝えても構いません。
たとえば、
お世話になっております。
本日、退去手続きを終えました。
入居中は大変お世話になり、ありがとうございました。
これまでいろいろとご対応いただき、感謝しております。
LINEで普段からやり取りしていた場合は、
本日、無事に退去手続きを終えました。
入居中はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
くらいでも十分です。
大家さんへの退去連絡については、大家さんへ退去を伝えるときのメール・LINE例文|失礼になりにくい伝え方も参考にしてください。
管理会社の担当者へ個別にお礼を伝える場合
特定の担当者に何度も対応してもらった場合は、担当者名を入れて一言伝えても自然です。
たとえば、
〇〇様
お世話になっております。
退去手続きまでご対応いただき、ありがとうございました。
入居中も〇〇様には何度かご対応いただき、大変助かりました。
これまでお世話になり、ありがとうございました。
具体的にお世話になったことへ一言触れる程度で十分です。
退去時のお礼メールを送るときのポイント
件名はシンプルでいい
使いやすい件名は、
- 退去手続きのお礼
- 退去のご連絡とお礼
- 鍵返却のご連絡
- 退去手続き完了のご連絡
などです。
退去手続きのメールでやり取りが続いている場合は、新しくメールを作らず、そのまま返信しても構いません。
「お世話になりました」と「ありがとうございました」は両方使える
両方書いて問題ありません。
たとえば、
「入居中は大変お世話になりました。これまでありがとうございました。」
という形です。
ただし、短いメールの中で「ありがとうございました」を何度も繰り返す必要はありません。
送るタイミングは一区切りついたとき
送りやすいのは、
- 退去立ち会い後
- 鍵返却時
- 退去手続きが一区切りしたとき
- 退去精算が完了したあと
などです。
お礼だけを別に送る必要はなく、鍵返却など必要な連絡の最後に一言添えるだけでも十分です。
退去時のお礼で気になること
菓子折りや贈り物は必要?
通常の退去で、管理会社へ必ず菓子折りや贈り物を渡す必要はありません。
感謝を伝えたい場合も、まずはメールや対面での一言で十分です。
短期間しか住んでいなくてもお礼していい?
もちろん構いません。
「短い期間ではありましたが、入居中はお世話になりました」
と伝えれば自然です。
お礼のためだけにメールを送る必要はある?
必ずしもありません。
鍵返却や精算確認などの必要な連絡があるなら、そのメールの最後にお礼を一言添えるだけでも十分です。
退去時のお礼メールで避けたい書き方
長文にしすぎる
管理会社へのお礼は数行でも十分伝わります。
入居中の思い出や経緯を長く書く必要はありません。
手続きが残っているのに「これで最後です」と書く
退去後も、
- 精算
- 書類
- 鍵の到着確認
- 忘れ物の確認
などの連絡が残る場合があります。
まだ手続きが残っている可能性があるなら、
「引き続きよろしくお願いいたします」
としておく方が自然です。
必要以上に改まった表現にする
「今後ますますのご発展をお祈り申し上げます」など、通常の退去連絡で過度に改まった文章にする必要はありません。
「お世話になりました」「ありがとうございました」で十分です。
退去時のお礼は短く「ありがとうございました」で十分
退去時に管理会社へお礼を伝えるなら、
- 退去手続きへのお礼
- 入居中のお礼
- 必要に応じて今後の手続きについて一言
を入れれば十分です。
基本形は、
「退去手続きについてご対応いただき、ありがとうございました。入居中も大変お世話になりました。」
です。
また、退去では「お礼を送るタイミング」よりも、まだ必要な手続きが残っているかを確認することが大切です。
退去連絡 → 日程調整 → 退去立ち会い → 鍵返却 → 必要な確認・精算 → 区切りのよいところでお礼
という流れで考えるとわかりやすくなります。
お礼メールは必須ではありませんが、感謝を伝えたいと思ったときに、短く自然に送れば十分です。

